額に汗し、労働する悦び
ワシ、アルバイトを始めたン。
スーパーの品出し。
同僚はタコの男の娘。
タコの男の娘は手足が多いから、かなり仕事ができるんヤ。
ワシより一周り以上若いが、ワシは勝手にそのタコ坊やを"師"と仰いどる。
ある日、ワシがお菓子コーナーの品出しをしようとした時そのタコの男の娘が万引きをしてるンを見ちゃった………。
愕然としてしまってそれからのことは覚えてない。
覚えてるのはタコの男の娘の悲しい瞳。
気がつくとワシは廃墟の中で一人タコの脚をチュパリチュパチュパしてたンね。
噛めば噛むほど味が出てくるタコの脚。
美味しすぎるにゃ〜〜〜!!!!!!
タコの旨味成分はタウリンっていうらしい。
ポケモンみたいやね。
そう思ってるとワシの肛門がゆるっと緩んだんや。
その刹那
「ぼみゅんぽみゅん〜♡」
ワシは自分でも聞いたことないような音で放屁してしもた!!!!!!!!
しかも爆裂臭い。タウリンで攻撃の努力値上がってもうとるからかな……?
ワシは薄れゆく意識の中最期にポツリ
「誰も聞いたことのないオナラする…孕 六本木のバーから来ました Black Black Cat」
と、呟いた。
ぉしまぃ